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日本の伝統を感じる羽子板の魅力
羽子板の歴史と意味
  • check_box 羽子板は古来より、新年を迎えるための象徴的な飾りである。
  • check_box 飾ることで、家庭や子供たちの健康と幸せを願う意味が込められている。
  • check_box 羽子板のデザインには、それぞれの願いが込められた美しい絵柄が施されている。
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    年末に羽子板を飾ることは、お子様の無事を願い、新しい年の準備を楽しむ伝統でもある。

  • check_box 羽子板は、飾るだけでなく、遊び道具としても楽しまれる歴史がある。
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    伝統的な羽子板飾りは、邪気を寄せ付けず、無事に新春を迎えるための道具として、特別な存在になっている。

羽子板は、古くから新年を祝うための伝統的な飾りとして親しまれています。その美しいデザインと豊かな意義は、年末の変化の激しい時期を無事に過ごし、新年を明るく迎えるための大切なアイテムとなっています。羽子板を飾ることで、家庭に幸運と平和をもたらすことを家族で一緒に願う品物です。

羽子板がもたらす幸せのお守り

羽子板がもたらす幸せの願い

暮れから新年への変化の多い時間の無事を羽子板に託して

  • Point 01

    羽子板の願い

    羽子板にはお子様に、邪気が付かぬよう無事一年の終わりと始めを過ごせるよう、健康や幸福を願う特別な意味があり、その文化は日本の風習の中で深く根付いています。新年を迎える際、家族が集まるその場所に、羽子板を飾ることで子どもたちの無病息災を祈る習慣があります。

  • Point 02

    心を込めて飾る

    羽子板はただの飾りではなく、お子様が無事に新正月を迎えられるようにと願い飾る大切なアイテムです。年末に準備をし、心を込めて飾ることで、家族全体がその想いを共有でき、より一層温かい新年を迎える手助けとなります。

  • Point 03

    新年を迎える準備

    羽子板を飾ることは、新年の訪れを感じる一つの儀式です。美しい羽子板が部屋を彩ることで、心も華やぎ、家族全員が明るい気持ちで新年を迎える準備が整います。一方、忙しい師走の時期、お子様の行動に注意して、過ごす。この文化を大切にし、次世代へと受け継いでいきましょう。

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吉貞の羽子板、魅力のポイント

吉貞の羽子板、羽子板を飾る意味

人形工房吉貞が手がける羽子板は、伝統的な技術と現代の感性が融合した魅力的な逸品です。

一番大切な意味、なぜ羽子板を飾ってきたかをお知らせしたいと思います。

羽子板の始まりの板絵でした。

絵の内容は、宮中で行われたどんど焼きでした。これを別名左義長と言います。

羽子板には、邪気を燃やし寄せ付けない聖なる炎の意味があります。

羽子板が、暮れの邪気を払うものとして選ばれた理由についてお話しします。

羽子板が、歌舞伎役者や美人画の押し絵で作るようになる前は、左義長板といって、とんど焼の儀式の絵を描いた板でした。

諸説あるようですが、文献も借りて、自分なりの解釈を書いてみたいと思います。


 昔、仏教と道教のどちらがとうといかという議論の結末をつけるために、中国の明帝が、仏教と道教の儒者たちを、白馬寺の南門に集め、道教の教典を右の壇の上に積み重ね、仏教の経巻を左の壇の上に積み重ね、栴檀香に火をつけて、右と左に、火を移したところ、道教の経典は、めらめらと燃えあがった。

そこで道教の導師たちは、天に昇り、火に水を含ます術をおこなって、防ごうとしたが、経典はのこらず燃えてしまった。

 ところが仏教の経巻は、ふしぎにも五色の光くもがたなびいて、栴檀香の火をはねかえし、さらに教巻をまわりまわって、ふたのようになり、少しもこげなかった。

 このありさまに、天子は、ひだりのぎまされりー「左義長」といって、感心され、道教の道士ら千百五十一人が、一度に出家して仏教の僧侶となったということで、御所のお庭の三毬杖では、 「とうとや 左義長 法成就の池にこそ」 とうたいはやすのだということです。 まずは、いわれの原点は、このあたりなのかと考えます。 経典を燃やす三角の炎の意味は、悪いものは、消し去る聖火なのだと思います。   (藤沢衛彦氏図説日本民俗学全集より引用させていただきました。)羽子板を逆さにすると炎の形にも見えますよね。

もう一つの説も紹介します。

宮中の三毬杖焼きについて、異論を唱えるものが出てきました。

陰陽博士安倍晴明は、三毬杖焼きは、三毒退治のためにするのであると言い出した。三毒とは、異国から(とうどー唐土)から胡鬼という邪気が持ってきた病気のことを言いそれを退治するためのまじないに、三毬杖が始められたのだというのである。

日本で、はじめて朝廷の儀式として、三毬杖焼きが始められたのは、1432年正月の15日青竹を立て、台を三角に組み葉をかぶせ、扇を結び、幣を下げて焼き払。

 行事が始められたようです。   (藤沢衛彦氏図説日本民俗学全集より引用させていただきました。)当工房では、長年にわたり受け継がれてきた伝統文化と伝統技術を活かしつつ、現代のライフスタイルに合わせたデザインを提供しています。多様化する家族形態や生活スタイルにフィットするように、コンパクトで飾りやすいサイズの羽子板を多彩に取り揃えており、華やかな飾りだけでなく、意味のある飾り物だということを理解していただくと一層贈り物に価値が出てくると思います。

使用される素材についても、当工房では土に還る環境に優しい素材を選び、その質感や色味にこだわっています。自然の美しさを感じることができるように、それぞれの羽子板は職人の手によって一つひとつ丁寧に制作されており、目に入るたびに心を和ませる存在となっています。

 
心温まる新年を迎えるために、羽子板を飾るという文化をぜひ楽しんでいただきたいと思います。人形工房吉貞の羽子板を通じて、日本の伝統的な美しさを感じ、家族の幸せを祈る時間を大切にしていただければ幸いです。

羽子板の飾り方と楽しみ方

羽子板を飾ることで、暮れから新年の変化の時間をスムースに過ごせるようと願います。まずは、羽子板を飾る場所を選ぶことが重要です。家の中心となるリビングルームや、家族が集まるダイニングテーブルの上に飾ると良いでしょう。または、邪気の入り口玄関もよいと思います。品のある羽子板を目と鼻の高さに配置することで、訪れる人々にもその美しさを堪能していただけます。

飾り方のアイデアとしては、壁との色具合を選んだり、敷物を工夫したりと、組み合わせて考えられてもよいと思います。

周りにお花を置いたりすることで、季節感を出すのもよいと思います。羽子板の周りには、松や竹、梅の枝を添えることで、一層新年らしい雰囲気を演出することができます。また、羽子板の背景に和柄の布を使用することで、より引き立て合う演出ができるでしょう。

羽子板の魅力をさらに引き立たせるために、照明にも工夫を凝らしてみましょう。柔らかな間接照明を使用すれば、羽子板の美しさが一層引き立ち、温かみのある空間を作り上げます。新年を迎える心温まる演出として、ぜひ家族の思い出や願いを込めて飾り付けてみてください。

さらに、羽子板を飾る際の楽しみ方の一つとして、子どもたちに羽子板をどのように飾りたいか相談するのも素晴らしいアイデアです。子どもたち自身が関わることで、より思い出深い飾りつけができ、家族全員が一緒になって新年を迎える楽しさを共有することができます。

羽子板の飾り方と楽しみ方
ご注文・お問合せについて
羽子板は、正月の祝いの象徴として古くから存在し、年末に飾ることで新しい年を迎える準備を整えています。この伝統は、家族の健康や繁栄を祈念する意味も含まれており、多くの家庭の年末行事に欠かせない存在となっています。お子様をお守りし、良い年を迎えるための「幸せのお守り」として、羽子板はその特別な役割を果たしています。

当工房では、羽子板に関するご質問やご相談をいつでもお受けしております。お客様一人ひとりのニーズに合わせた最適な羽子板の提案を心がけておりますので、お気軽にお問い合わせください。生の声をそのまま反映した製品作りを進めておりますので、皆さまのご意見やご要望は大変重要です。

また、吉貞のオンライン通販もご利用いただけます。自宅にいながらにして、厳選された羽子板をお選びいただき、簡単に購入することができます。直接手に取ることができない分、画像や説明を通じて、どの羽子板がご家庭にとって理想的なのかをじっくりとお選びいただけることを願っています。オンラインの購入でも、専任のスタッフが忠実にサポートいたしますので、何か疑問があればいつでもお知らせください。オンラインでの購入を通じて、多くの方に吉貞の羽子板を楽しんでいただければ幸いです。羽子板を飾ることで、心温まる新年を皆さんと共に迎えられるよう、真心込めてお手伝いさせていただきます。

当店は、栃木県の佐野市にある人形店です。(駐車場有)

国道50バイパスからきたへ500mほど、

佐野プレミアムアウトレットから2kmほど

東北自動車道佐野藤岡ICより3kmほど

下記のエリアからもアクセスが良く、多数ご来店いただいております。

足利市、伊勢崎市、宇都宮市、太田市、小山市、鹿沼市、加須市、久喜市、古河市、桐生市、結城市、熊谷市、高崎市、館林市、栃木市、羽生市、前橋市、みどり市、壬生町、真岡市、板倉町、邑楽町、大泉町、千代田町、野木町、明和村


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